2025年、マツダの人気SUV「CX-5」がついにフルモデルチェンジを迎えることが明らかになりました。本記事では、現時点で判明している情報をもとに、新型CX-5の特徴・変更点・発売時期などをまとめてご紹介します。
新型CX-5が欧州で発表!
マツダは2025年初頭、ヨーロッパ市場向けに新型CX-5を正式発表しました。
現行モデルの登場から10年以上が経過し、多くのファンが待ち望んだフルモデルチェンジとなります。
さらに、新型では「ラージ商品群」の設計思想が取り入れられ、よりプレミアムで上質な走りや内装が特徴とされています。
外観デザインが刷新され、デザインがよりプレミアムに進化
新型CX-5は「魂動デザイン」をさらに進化させた、シャープでダイナミックな印象のスタイリングが特徴です。
たとえば、フロントフェイスやリア周りが洗練されたデザインに変更。
そのうえ、シグネチャーウイングやライト周りの造形に、上級モデルであるCX-60との共通性が見られます。全体的に高級感が増しており、街中でも存在感を放ちそうです。
実際の映像でチェック!
マツダ公式が公開している新型CX-5の紹介動画です。
欧州仕様のモデルを中心に、デザインや内装の雰囲気が確認できます。
引用:Mazda公式YouTube
プラットフォームとパワートレイン
新型CX‑5は、従来のFRベースのアーキテクチャから、FF(前輪駆動)ベースの新しいプラットフォームへと変更されます。
これにより、室内空間の効率性やコストパフォーマンスの向上が期待されています。
- ディーゼル廃止
-従来搭載されていた2.2Lディーゼルエンジン(スカイアクティブD)は廃止され、今後のラインナップから外れる見込みです。 - マイルドハイブリッド導入
-ガソリンエンジンは、2.5Lエンジンにモーターを組み合わせた「e‑スカイアクティブ‑G」へと刷新。マイルドハイブリッド仕様となり、燃費と走行性能のバランスが強化されます。 - 将来的にストロングHVも追加予定
-マツダは2027年を目処に、モーター主導の走行が可能な「ストロングハイブリッド(スカイアクティブZ)」モデルの投入も予定しています。
なお、日本仕様についてはまだ正式な発表がされていませんが、同様のパワートレインが搭載される可能性が高いです。
インテリアの質感向上と大型ディスプレイ採用
インテリアは、内装の素材やデザインにも変更が加えられ、より高級感ある仕上がりに。
例えば、12.3インチのデジタルメーターや、大型インフォテインメントディスプレイなど最新の装備が搭載され、ドライバー中心の快適な空間が演出されています。
しかし、物理スイッチの一部が廃止され、エアコン操作なども含めた多くの機能がタッチパネルで操作する仕様に変更されています。
直感的で先進的な印象を受ける一方で、走行中の操作性については賛否が分かれる可能性もありそうです。
安全装備も進化
新型では、Mazda Co-Pilot などの先進運転支援システムのアップグレードも予想されています。
欧州仕様では、交差点での自動ブレーキやドライバー状態監視機能など、より高度な安全機能の搭載が確認されています。
現行CX-5との違いを5つにまとめて比較!(参考:欧州仕様)
項目 | 現行CX-5(2024) | 新型CX-5(2025欧州仕様) |
プラットフォーム | FFベース(旧設計) | FFベース(新設計) |
エンジン | ガソリン・ディーゼル | マイルドハイブリッド中心、ディーゼル廃止 |
内装・装備 | アナログメーター、一部デジタル | 12.3インチデジタルメーター、大型モニター |
外観デザイン | 丸みのあるフォルム | CX-60に近いプレミアムな印象 |
安全性能 | i-ACTIVSENSE中心 | Mazda Co-Pilot強化版搭載予定 |
新旧モデルのサイズ比較(参考:欧州仕様)
サイズ項目 | 現行CX-5(2024) | 新型CX-5(2025欧州仕様) |
全長 | 約4,575mm | 約4,620mm(+45mm) |
全幅 | 約1,845mm | 約1,890mm(+45mm) |
全高 | 約1,690mm | 約1,690mm(同等) |
ホイールベース | 約2,700mm | 約2,750mm(+50mm) |
日本発売はいつ?価格帯は?
2025年7月時点では、日本市場向けの正式発表はまだありません。
ただし、これまでの流れから考えると、欧州仕様の発表から数カ月後に日本版も登場する可能性が高いです。
価格は現行CX-5よりやや上昇すると予想されますが、上位モデルのCX-60(約320万円〜)よりは下回る水準になる可能性が高いです。
そのため、CX-5の新型は約300万円前後〜400万円台前半になると予測されます。
まとめ
新型CX-5は、マツダの中核SUVとして、プラットフォームからパワートレイン、デザインまで大幅刷新される予定です。
特に「ディーゼル廃止→電動化へのシフト」という流れは、今後のマツダ車全体の方向性を示す重要な動きといえるでしょう。
日本仕様の正式発表が待たれる中で、今後の最新情報にも注目していきましょう!
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